安心の見積りで確かな自動車板金塗装を
1:現車の確認
入庫された車輌の状態をお調べし、分解を行います。
入庫時の状態によっては、小さなヘコミや傷などが付いている場合があります。
納品時に最良の状態でお引渡しを行う為にも十分にチェック致します。
2:板金
ハンマリングといって、
鉄板のウラ側から叩いて、鉄板のへこんだ部分を「叩き出す」ことによって、
鉄板をまた元の形状に近いところまで戻す工程です。
3:パテ作業
ハンマリングの作業を十分に行った上で、パテ作業に入ります。
パテ埋めは、季節や温度によって、パテの番数と硬化剤の量を調整致します。
ボディに少量でも密着する様に、水分・油分に注意し乾燥させ、脱脂します。
4:サフェーサー
ボディと塗料の間にサフェーサーを塗布することにより、
塗料の乗りが均一になり、塗膜の食いつきがより強くなります。
完全に焼き付ける事で品質向上に繋がります。
5:現車に合わせた色合わせ (調色)
色は車輌のカラー番号を確認し、塗料メーカーの配合データーを基に調色します。
メーカーからの配合データ通りに調色しても現車と比べたときに色が合わないケースがあるため、実際の現車と比べ、
日が当たっているとき、日陰のとき、室内(工場内)の時など、すべての場合で確認し微調整をしながら調色します。
6:マスキング
塗料が乗ったら困る部分を、マスキングテープ・オートマスカーなどでマスキングします。
各パネルの付属部品(モール類やレンズ類・ドアミラー・開閉ハンドル)などは
すべて脱着することで、付属部品自体のマスキングの必要性をなくしますが、
お客様のスケジュールや予算にもよりますので、最初にお伺いします。
7:塗装
車体の色は、知らない間に紫外線の影響で微妙に褪色している事があります。
そのまま色を吹き付けても色が合いません。
その事も考慮して調色していく必要があります。
8:組み付け
分解部分ではずした部品を組みつけて行きます。
組み付けは分解の手順と逆の順序で組みつけます。
すべての部品が組み付け終わったら、ライト類、パワーウィンド類、スイッチ類、ドアの開閉等を点検します。
9:洗車
全てをチェックし問題がなければ洗車を行います。
10:納車
全ての作業が完了し、お引渡しになります。